想い出の詰まった現像済みの古い写真をデジタル化する方法

想い出の詰まった現像済みの古い写真をデジタル化する方法

まだデジタルカメラやスマートフォンが普及する以前に撮った写真で、アルバムに大事に保管されているものは皆さんの周りにも多いと思います。

大切な思い出をもしもの時のためにデータ保管した、けれどもやり方が分からないという方も多いのではないでしょうか。

じつは想像するよりも結構簡単に出来てしまいます。そこで今回は、そんな皆さんのために古い写真をデータ化する方法について説明します。


目次

 1.自分で写真をデータ化する方法
1-1.スマホアプリでデータ保存 
1-2.スキャナーを使って、簡単保存
1-3.ネガからでもスキャンができる 
2.プロに依頼して写真をデータ化する方法
2-1.フジフイルムの写真スキャンサービス 
2-2.カメラのキタムラ写真プリントサービス 
2-3.くらぷらのデジタル化サービス
まとめ


1.自分で写真をデータ化する方法

さて、古い写真をデータ化したいけれどもお金はかけたくない、または忙しくて業者に依頼する時間がないという方もいらっしゃると思います。

そもそも自分で写真をデータ化することができるということを知らない方も多いと思います。そんな皆さんには、下記の2つの家にいながら簡単にできる方法を実商品の紹介とともに説明していきます。


1-1.スマホアプリでデータ保存 

スマホアプリは自分ですぐに簡単に操作できる上、料金もかからないため最強です。スマホを使うことに抵抗がない方にはこの方法を最もおすすめします。

どこでも出来ちゃう上に、ほんの数秒で完成してしまいます。では説明します。今回皆さんに勧めたいアプリはGoogleの無料アプリ「フォトスキャンby Google フォト」です。

とにかく画像が綺麗に写り、操作が簡単な点がイチオシポイントです。

自動でアプリが色補正を行ってくれます。操作はシャッター、光の反射の自動除去、フラッシュのオンオフ切り替えの3つだけです。次に使い方です。スキャンする写真を画面内に収めるように位置を決めます。あとはもう、シャッターを押すだけで明るさと反射については自動に補正してくれるので、もうデータ化されます。完成です。もう少しだけ付け加えます。フラッシュボタンは、暗い場所でスキャンしたい時に使うボタン。角を調整というボタンは、写真の周囲に余白が残ってしまった際に使える便利ツールです。写真そのものと、当時の時代を思わせるようなレトロな雰囲気は残しながら、綺麗にスキャンできる、おすすめのアプリです。

ちなみにAndroidの場合はPhotoScanフォルダ内で保存され、iPhoneの場合は写真の中で保存されます。スマホを使うことに抵抗がない方には、かなりおすすめすると言いましたが、おそらく普段スマホをあまり使わない方の最大の難所は、このアプリをインストールするところです。つまり、結果的には誰でも使えますので、是非是非お使いください。


1-2.スキャナーを使って、簡単保存

もう一つ皆さん自身の操作でできる、写真のデータ化作業は、写真を写真の上からスキャナーを置くことでそのままスキャンするというものです。

専用のフィルムスキャナーを使ったスキャン方法です。

よくあるフィルムのついたアルバムであれば、アルバムから写真を出し入れすることなく、連続して一枚に挟まれている写真全てを一回でスキャンすることができます。スキャナーを上から乗せるだけであとは、勝手に作業してくれるのでとっても便利です。

また優れた付属品もお試ししてもらいたいです。マウンターと呼ばれる付属品を使えば、35mmのネガやポジのスキャンと、プリント写真のスキャンもできます。操作は写真をスキャンする時の要領でできます。

電源に関してもACアダプターとリチウムイオンを使うことができるため、どこでも操作できます。そして、スキャン後データは、SDHCカードに保存されるため安心です。


1-3.ネガからでもスキャンができる 

これは、写真自体からではなくネガからスキャンする方法ですので、簡単に触れさせていただきます。

「フィルムスキャナー400-SCN055」というネガ専用のスキャナーです。ネガは、現像された写真とは異なり、観賞するための物ではありません。そのため全く人の手に触れられていないという場合が多く、データ化した際に綺麗に仕上がることが多いです。

本体にネガフィルムを挿入して、スキャンボタンを押せば完成です。モニターでデータの様子を確認することができ、色と明るさの調整が可能です。この作業を1コマずつ繰り返していくので正確なデータスキャンができます。データはSDカードやSDHCカードに保存することができます。ケーブルをテレビに接続すれば、テレビ画面を通じてデータを楽しむこともできます。


デジタル化
 

2.プロに依頼して写真をデータ化する方法

自分で作業するのは怖くてできない、本業のカメラ屋さんやメーカーに依頼して確実に古い写真をデータ化して欲しいという方もいらっしゃると思います。

自分で行えば上手くできないこともあり、取り返しのつかないことになる可能性もあるから、嫌だと考える方もいて当然です。

そこで、外部に依頼してデータ化する方法を企業ごとにピックアップしてご紹介していきます。


2-1.フジフイルムの写真スキャンサービス 

フジフイルムには、写真・アルバムをスマートフォンに保存する方法と、写真をDVDまたはブルーレイに保存する方法があります。まずスマートフォンに保存する方法です。PhotoBankという写真の検索と整理・保存が可能の富士フイルム独自のアプリを使用します。このPhotoBankを利用すると、スキャンしたデータの容量に関わらず、スキャンデータ一覧をいつでも見ることが可能になります。DVDもしくはブルーレイに保存する方法ですが、1点だけ注意しなければならないことがあります。スキャンデータの入ったDVDはパソコン専用となっているので、この点だけご注意ください。


2-2.カメラのキタムラ写真プリントサービス 

カメラのキタムラにも写真や、アルバムをDVD、ブルーレイにスキャンして保存できるものがあります。富士フイルムとの違いは、DVDもブルーレイもパソコンでも、テレビでもデータを見ることが可能な点です。ただし、5センチ×5センチ未満の写真はデータ化ができないためこの点は気を付けてください。カメラに特化したお店のため、お店に任せてしまうのが確実であるかと思います。また、スマートフォンの写真をプリントアウトすることは可能ですが、撮った写真をスマートフォンにスキャンして保存するという商品がないため、この点も良く留意しておきましょう。


2-3.くらぷらのデジタル化サービス

写真、大きい写真、アルバム、ポケットアルバム、フォトブック、はがき、年賀状等に対応しており、それぞれ専用のスキャナーでデジタル化します。

デジタル化後は、データをダウンロードしていただくか、USBやSDカードでお渡しする方法を選べます。スマホでもパソコンでもデジタル化した写真を見ることが可能です。


まとめ

古い写真をデータ化する方法は2パターンあります。自分で写真をデータ化する方法と、プロにお願いして写真をデータ化する方法です。

自分で作業する方は、スマホアプリを使った保存方法と、スキャナーを使った保存方法があります。スマホアプリでおすすめなのが「フォトスキャンby Google フォト」で、操作が簡単な上、自動で色補正をして綺麗なデータにしてくれます。スキャナーでのスキャンは「COMBOフィルムスキャナーKFS-14CB」という商品を使ったスキャン方法です。写真の上にスキャナーを乗せれば、それのみでスキャンが完成します。また35mmネガにも対応できる点は優れています。

プロに依頼するという方法は、上記のように富士フイルムのスキャンサービス、カメラのキタムラでのプリントサービス、そしてビックカメラの写真サービスです。どこの企業も共通して写真をDVDCDもしくはブルーレイに保存することをやっています。

時間がない方、またはお金をかけたくない方はご自身で、確実性を求めたい方はカメラ屋さんやメーカーへ依頼してみてください。


ねこかぞく
 
デジタル化
 
ハウスクリーニング
ブログに戻る