使い捨てカメラで撮った写真を簡単に見る手段として、現像に出しプリントアウトするのではなくデータ化することを選んではいかがでしょうか。
使い捨てカメラで撮った写真を簡単に見るには、映像のデータ化を行った方が良い点がいくつかあります。
理由やデータ化する方法などについて、こちらの記事の中で解説していきます。
目次
1.使い捨てカメラの写真をデータ化した方が良いわけ
∟1-1.写真の現像は長期保存にデメリットがある
∟1-2.データ化はメリットになる点が多い
2.写真のデータ化ができる2つの方法
∟2-1.写真屋さんのデータ化サービス
∟2-2.フィルムスキャナーでのデータ化
3.データ化の方法はカメラをよく使うかで決める
4.写真をキレイに残すための撮影時の注意
まとめ
1.使い捨てカメラの写真をデータ化した方が良いわけ
使い捨てカメラで撮った写真を簡単に見るために「データ化」することが良いのは、プリントアウトした写真は見たいときに簡単に見れない可能性があるからです。
写真をプリントすればアルバムに保存でき簡単に見るにはぴったりだと思えますが、 アルバムは長期保存する上でも問題があります。
映像のデータをデジタル機器に保存すると簡単に見ることができ、 写真を低リスクで長期保存することができます。
1-1.写真の現像は長期保存にデメリットがある
最近人気が再燃している「写ルンです」を含め使い捨てカメラで撮った写真は、デジタルカメラとは違い現像しないと仕上がりを見ることができません。
そのため使い捨てカメラの写真は写真屋さんへ現像に出して、プリントアウトしてアルバムに保存している人が多いです。
アルバムは毎日見る物ではないのでいつのまにか置き場所が分からなくなり、見たいと思ったときに簡単に見ることができないという懸念もあります。
プリントした物がたくさんあると全部をアルバムに収められないため、写真の一部を処分することになるかもしれません。
さらにプリントアウトした写真は紙なので時間が経てば劣化していき、長期保存すると色褪せていってしまいます。
古くなった写真もそれはそれで味があるものですが、写真は昔を思い出すために保存しているのだからキレイな状態で残しておきたいものでしょう。
使い捨てカメラで撮った写真を現像して見られるようにするのは、保存・簡単に見る点で適さないところがあるのでデータ化するのがおすすめです。
1-2.データ化はメリットになる点が多い
使い捨てカメラで撮った写真を現像ではなくデータ化する方を選ぶと、キレイな状態で保存し好きなときに簡単に見ることができます。
パソコンやスマートフォンの中に写真を保存することになるので、時間の経過で映像が色褪せてしまう心配がありません。
データを入れたフォルダーやファイルを開けば、使い捨てカメラで撮った写真をいつでも簡単に見ることも可能です。
誰かに写真をあげるときもデータ化しておけば、相手のスマートフォンに写真が送れます。
現像するともう1枚必要なら焼き増ししなくてはならず 、お金や手間がかかってしまいます。
保存に使っているデジタル機器が壊れたらデータがなくなるというデメリットはありますが、 それに備えた対策をしておけば問題はありません。
写真のデータをデジタル機器本体に保存する他に、 クラウドやSDカードにも予備で保存しておくと写真の消失を防ぐことができます。
使い捨てカメラで撮った写真のデータ化は、保存・簡単に見る点でメリットになることが多い一番の方法です。
2.写真のデータ化ができる2つの方法
使い捨てカメラで撮った写真をデータ化する方法は、写真屋さんに依頼するか自分でフィルムスキャナーを使うかになります。
写真屋さんは昔ながらの個人が営んでいる小さなお店だとデータ化をお願いできない場合があるため、 大きなチェーン店の写真屋さんを選びましょう。
2-1.写真屋さんのデータ化サービス
大きな写真屋さんは使い捨てカメラの現像サービスの他に、データ化するサービスも請け負っています。
作成したデータはCDに保存するか、スマートフォンや iPhoneにデータを転送してもらえます。
カメラの写真をデータに移してもらうまでにかかる時間は、 CDにするので約1日ほど、スマートフォン転送するので約1時間ほど必要です。
作業時間にかかる時間はあくまで目安であり、写真屋さんが混んでいればもう少し時間がかかってしまうかもしれません。
データ化してもらう写真屋さんとして、以下のお店をおすすめします。
- ビックカメラ: スマートフォンへのデータ転送代1,100円、データ転送+CD作成代1,375円
- ヨドバシカメラ:CD作成代550円
- カメラのキタムラ:スマートフォンへのデータ転送代1,540円、CD作成代550円
料金は現像代も含む場合や値段の改訂がされている場合があるので、写真屋さんに使い捨てカメラの写真のデータ化をお願いする前に料金について確認した方が良いでしょう。
2-2.フィルムスキャナーでのデータ化
使い捨てカメラで撮った写真を自分でデータ化する際には、フィルム用のフィルムスキャナーが必要です。
写真屋さんに写真のデータ化してもらうときも、高性能のスキャナーを使用して映像をスキャンしデジタル化しています。
フィルムスキャナーは色々なタイプがあり、一般向け・ビジネス向け・写真屋さんが使うプロ向けと性能の高さで値段も大きく違います。
映像をキレイな状態で保存するにはプロ向けのフィルムスキャナーが一番良いのですが、値段が100万円単位となるので簡単に買える物ではありません。
一般向けのスキャナーでも映像をきちんと取り込めるので、家庭用で使うには1万円ぐらいの手頃なスキャナーを選びましょう。
安いスキャナーもデータ保存する前に映像の明るさなど修正できる機能があり、スキャンしてちょっと気になる部分があれば直すことができます。
写真1枚を取り込むのに時間がかかってしまうため、自分でスキャンすると作業を終わらせるまでに時間を要することがデメリットです。
3.データ化の方法はカメラをよく使うかで決める
使い捨てカメラの写真をデータ化する方法をご紹介しましたが、写真屋さんのサービスを利用するのか自分で行うかはカメラの使用率で決めるのがおすすめです。
カメラで撮影することがあまりない人はデータ化する写真の量も少ないので、写真屋さんに依頼する方が簡単でしょう。
カメラの使用率が少ない人がフィルムスキャナーを持っていても、使用する機会が少ないのなら購入するメリットはそれほどないと言えます。
カメラで撮影することが多い人は写真屋さんに依頼すると費用がかさんでしまうため、自分で行う方が安くあがってお得です。
フィルムスキャナーは最低価格でも1万円近くするので、決して安い買い物ではありません。
初期費用がかかっても使用する機会がたくさんあるのであれば、写真屋さんに依頼する料金を考えるとしっかりと元が取れるでしょう。
使い捨てカメラで撮った写真を簡単に見るためにデータ化するときは、 ふだんカメラをよく使っているかで方法を選ぶようにしてください。
4.写真をキレイに残すための撮影時の注意
使い捨てカメラで撮った写真を良い状態でデータ保存するには、元の写真の映像が鮮明に撮れているのが良いです。
カメラの写真をデータでキレイに残すため、撮影時に使い捨てカメラのフラッシュ機能を使うようにしましょう。
フラッシュ機能を使って撮影すると映像が明るく撮れるので、写真全体の色彩がはっきりしていて写りがキレイです。
映像が暗く撮れてしまうとデータ化の際の修正作業が大変であり、フラッシュ機能を使って撮った写真よりも仕上がりが良くありません。
撮影時に使い捨てカメラのフラッシュ機能を忘れないようにすることが、キレイな映像データを残すためのポイントです。
まとめ
使い捨てカメラで撮った写真を簡単に見る方法としてデータ化が良いのは、パソコンやスマートフォンに保存すればいつでも簡単に見ることができるからです。
写真を現像してプリントアウトするのはおすすめではない点が多いので、写真を簡単に見られる以外のメリットもあるデータを検討してはいかがでしょうか。
写真をデータ化で残す方法はいつ撮った写真なのか管理がしやすく、見たい写真をすぐに探して見ることが可能です。