フィルムのデジタル化を自分で行う方法はいくつかありますか、モノクロフィルムのデジタル化はプロに任せることがおすすめです。
今回はなぜモノクロフィルムのデジタル化する作業をプロに任せた方が良いのかなど、色々とご紹介していきます。
自宅にあるモノクロフィルムのデジタル化を検討されている場合は、 ぜひ参考資料として活用してください。
目次
1.モノクロフィルムのデジタル化をプロに任せた方が良い理由
1-1.モノクロフィルムのデジタル化は難しい
1-2.プロだとキレイにスキャンすることが可能
2.デジタル化の作業を依頼するのにおすすめの業者
2-1.お店に行って直接依頼したい場合
2-2.オンラインサービスで依頼したい場合
3.自分でモノクロフィルムのデジタル化を行う際の方法
3-1.フィルムスキャナーでのスキャン
3-2.カメラを使ってのデジタルデュープ
まとめ
1.モノクロフィルムのデジタル化をプロに任せた方が良い理由
白黒画像のモノクロフィルムはカラー画像のフィルムよりも、デジタル化する際に画像を良い状態にして保存するのが大変です。
自分でフィルムをデータ化する作業は行わずに、モノクロフィルムのデジタル化する作業はプロに任せた方が良いでしょう。
フィルムの画像をスキャンしてデジタル化しますが、モノクロフィルムは白黒であるためスキャンにコツが要り素人だとスムーズに行えません。
1-1.モノクロフィルムのデジタル化は難しい
モノクロフィルムの白黒画像を構成しているのは濃淡なので、フィルムスキャナーでスキャンする時に色の暗さや彩度数などのバランスに注意が必要です。
白黒画像を良い状態で仕上げるために欠かせないバランスの調整は知識と技術が要り、経験を積んだプロでないと難しいという問題があります。
フィルムに収められている画像はある程度の量があり、自分でモノクロフィルムのスキャンをすると 画像一つにつき修正や確認で時間がかかってしまうでしょう。
プロは画像の修正や確認に慣れておりスキャン作業も手早く、プロがモノクロフィルムをスキャンする作業を行なった方が取り込みもスムーズです。
1-2.プロだとキレイにスキャンすることが可能
プロがモノクロフィルムのデジタル化する作業の際に使用するのは、高品質で高価格な専用スキャナーです。
プロが使う業務用のスキャナーFujifilm SP3000は、性能の良いカメラ製品の開発で知られる大手メーカー富士フィルムの製品なので品質の高さは保証済みとなります。
モノクロフィルムのデジタル化はプロに任せた方が良い理由として、プロは高品質のスキャナー使うことが関係しています。
画像を鮮明に取り込む機能を持つスキャナーとプロの腕の良さがあれば、モノクロフィルムの画像もキレイにスキャンされます。
モノクロフィルムを現像する場合も良い仕上がりになるかは、作業を行う人物のレベル次第です。
良い道具と良い腕を持っているプロにモノクロフィルムのデジタル化の作業を任せれば、一目で気に入るステキな画像にしてくれるでしょう。
2.デジタル化の作業を依頼するのにおすすめの業者
プロにモノクロフィルムのデジタル化を任せる際は、依頼する方法が二つあります。
フィルムのデータ化作業を行なっている写真屋さんに持ち込むか、専門のオンラインショップを利用するかです。
どちらの方法でも活動規模が小さい業者よりも、全国展開している大手の業者の方が技術もしっかりしているのでおすすめとなります。
2-1.お店に行って直接依頼したい場合
お店にモノクロフィルムを直接持ち込んで依頼したい場合は、パレットプラザかカメラのキタムラがおすすめです。
パレットプラザとカメラのキタムラはデータ化の料金設定がお手頃価格であり、基本料金の他にオプションを色々つけなければ高額にはなりません。
パレットプラザで行なっているモノクロフィルムのデジタル化サービスは、モノクロフィルムの画像をスマホに転送してもらえます。
まずはパレットプラザのお店にモノクロフィルムを持って行き、自分のスマホにデータを転送してもらうサービスに申し込みます。お店から QR コードが待たされるので、その QRコードにスマホからアクセスすると画像データのダウンロードが可能です 。
モノクロフィルムの画像を好きな時に簡単に見たい場合は、パレットプラザのスマホ転送サービスが良いでしょう。
カメラのキタムラが行なっているモノクロフィルムのデジタル化サービスは、スキャンした画像の保存をCDにしてもらえます。
注文の流れはパレットプラザと同じですか、データを収めたCDを受け取るまでに2週間前後かかってしまいます。 CDに保存する値段はネガフィルムひとつで400円と格安なので、データ化を急いでいないのならおすすめのサービスです。
2-2.オンラインサービスで依頼したい場合
手間をかけないでオンラインサービスで依頼したい場合は、利用者からの評価が高い節目写真館と富士フィルムのスキャンサービスおすすめです。
節目写真館と富士フィルムはモノクロフィルムの画像をスキャンしたら、DVDにまとめて保存して納品してくれます。
申込みから納品までの流れは基本的に同じであり、注文確定後に業者からモノクロフィルムを郵送するダンボールキットが送られてきます。 ダンボールキットにモノクロフィルムを入れて業者宛てに郵送し、業者がDVDにして依頼者へ発送すれば納品完了です。
節目写真館はダンボールキットのサービスが有料なので、申し込み時にサービス利用の有無へのチェック忘れないようにしましょう。
3.自分でモノクロフィルムのデジタル化を行う際の方法
自分で行うとあまりキレイな仕上がりにもなりませんが、自分でモノクロフィルムのデジタル化をする方法に興味がある方もいるでしょう。
自分でモノクロフィルムのデジタル化を行う方法についても、簡単にご紹介しておきます。
3-1.フィルムスキャナーでのスキャン
自分でモノクロフィルムのデジタル化を行う時は、フィルム用のスキャナーを購入してスキャンしている人が多いです。
モノクロフィルムをスキャナーでスキャンしデータ化したら、パソコンにデータをまとめて保存しておきます。フィルムスキャナーの中には、スキャンしたデータをSDカードに保存しておける物もあります。
フィルム用スキャナーは値段が高い物ほど性能が良く、スキャンした画像の仕上がりも良いです。値段が安い1万円前後のフィルム用スキャナーは、モノクロフィルムのデジタル化に使う際に不向きかもしれません。
自分でモノクロフィルムのデジタル化をフィルム用スキャナーで行うのなら、オフィスでも使われているEPSON GT-X970などが理想的です。
デメリットとしてはオフィスでも使われるタイプのスキャナーは、画像がキレイに取り込める代わりに5万円前後の値段となるのでコストがかかります。
3-2.カメラを使ってのデジタルデュープ
自分でモノクロフィルムをデジタル化する方法として、デジタルデュープというネガフィルムをデジタルカメラで撮影するやり方があります。
デジタルカメラで撮った映像はすぐにデジタル化できるので、モノクロフィルムのデジタル化に向いている方法でしょう。
デジタルデュープも使用するデジタルカメラやレンズが高性能であることが必要となり、レンズにいたっては数万円する物でないとフィルムの画像が撮りにくいです。
この方法についても初期費用のコストがかかってしまうので、頻繁に行わないデジタル化の作業のために道具を購入すると損になってしまいます。
まとめ
モノクロフィルムは素人には扱いが難しい画像であるため、モノクロフィルムのデジタル化する作業はプロに依頼しましょう。
自分でキレイにデータ化するには高いスキャナーやカメラを用意しなくてはならず、プロに任せた方が結果的にコストも抑えられます。
プロはモノクロフィルムの画像を良い状態でデータに取り込み、思い出の写真を見やすいように保存してくれます。
モノクロフィルムに記録された画像を大切に保存したい方は、デジタル化の作業をプロに任せましょう。