積み重なったビデオテープをスッキリさせる方法

積み重なったビデオテープをスッキリさせる方法

家に眠ったままで、かさばっているビデオテープ。

なかにはラベルが剥がれていて、どんな映像が入っているかわからず、捨てようにも捨てられない。

そんな部屋の隅や押し入れで、積み重なりかさばるビデオテープをスッキリさせる方法をご紹介します。


目次
1.ビデオテープは場所をとる
2.かさばるビデオテープを半分以下に
3.ビデオテープをDVDへデジタル化してスッキリと
∟3-1.自分でDVDをダビングし、デジタル化する方法
∟3-2.ダビング業者のサービスを利用する
4.ビデオテープをスッキリ見せる収納術
∟4-1.1つのケースにまとめて収納
∟4-2.棚に並べて収納
5.片付かないビデオテープに対する最終手段
∟5-1.不要な映像は処分する
∟5-2.映像だけ残してビデオテープとはスッキリさよなら
まとめ


1.ビデオテープは場所をとる

 

ビデオテープは縦横ともに大きく、1本の場合そこまで気にならないかもしれませんが、本数が多くなると収納する場所を確保するだけでも一苦労です。

思い切って処分してしまえば、スッキリさせることができますが、子どもの運動会などの行事、友人や恋人との旅行、好きだったテレビ番組などなど。

思い出の詰まったビデオテープは簡単に捨てることはできません。

8mmビデオやMiniDVは比較的にコンパクトですが、VHS/S-VHSテープは大型で、8mmビデオと比べると大きさは2倍以上です。

上の画像を見ると一目瞭然でその大きさがわかるでしょう。

■ビデオテープの大きさ比較

  • VHS/S-VHS:横188mm×102mm×高さ24mm
  • 8mmビデオ/Hi8/Digital8:横95mm×82mm×高さ10mm
  • MiniDV:横66mm×48mm×高さ12mm

VHS/S-VHSでも1本や2本であれば気にはなりませんが、数十本になるとかさばり圧迫感があり「邪魔だな」と感じます。

現在ではビデオテープを頻繁に使う機会も少ないため、邪魔にならない部屋の隅や押し入れで積まれていることも多いです。


2.かさばるビデオテープを半分以下に

 

積み重なったビデオテープをもっともスッキリさせる方法は、映像をデジタル化して保管し、ビデオテープを捨てることです。

ビデオテープを保存している理由は、「思い出の映像を残しておきたい」ためであり、ビデオテープが好きで置いているわけではなかたほとんどでしょう。

映像を別媒体で残すことができれば、ビデオテープを捨てることができるため、スッキリと片付けることができます。

そこでおすすめなのがDVDへデジタル化して保存するほうほうです。

ビデオテープをDVDにダビングし、デジタル化することで、積み重なったビデオテープをスッキリと減らすことができます。

また、ビデオテープは年々劣化していき、カビが生えるなどして状態が悪くなれば、画質が低下し、最悪の場合はデッキもダメになり、見られなくなる可能性もあります。デジタル化すれば、カビや画質の劣化の心配がなくなり、思い出の映像を残しつつ、ビデオテープを処分することができるのです。

更にビデオテープを処分することで、再生に使用していたビデオデッキも捨てることができ、空きスペースをさらに確保できます。


デジタル化
 

3.ビデオテープをDVDへデジタル化してスッキリと

ビデオテープのデジタル化は、大きく分けると2つの方法があります。1つは自分でデジタル化する方法で、もう1つは業者にデジタル化を依頼する方法です。

自分でデジタル化するには機材をそろえる必要がありますが、業者に依頼するよりも低コストでDVDへダビングできます。

業者でデジタル化する場合は、コストは掛かりますが作業をすべて丸投げでき、労力を使うことなく、DVDへダビングすることが可能です。


3-1.自分でDVDをダビングし、デジタル化する方法

自分でビデオテープをDVDへダビングする方法は3つです。

【自宅ダビング方法】

  • ビデオテープをビデオデッキで再生し、DVDレコーダーで録画する
  • VHS一体型DVDレコーダーでダビングする
  • ビデオデッキとパソコンをビデオキャプチャーでつなぎデータ化する

自宅でデジタル化するにはビデオデッキやレコーダー、ビデオキャプチャーなどの機材と多少の知識が必要です。家に機材がそろっていれば、ダビングを試してみましょう。


3-2.ダビング業者のサービスを利用する

自分でダビングができない場合やビデオテープが大量にある場合は、ダビング業者の利用がおすすめです。費用は掛かりますが、DVDへデジタル化するだけでなく、簡単な編集作業やチャプターを挿入してくれるメリットがあります。

カビの生えたテープや切れているテープは、自宅ではダビングできませんが、業者ならダビングできます。テープクリーニングや修理を請け負う業者もいるため、あきらめずに1度問いあわせてみましょう。


4.ビデオテープをスッキリ見せる収納術

 

ビデオテープを収納するときは、かさばらないように片付けるとともに、テープを劣化させない正しい保管をする必要があります。

ただし、DVDにダビングするほど、劇的にスッキリとさせることはできませんが、コストを掛けずにすぐ実践できます。


4-1.1つのケースにまとめて収納

ビデオテープはバラバラに収納するのではなく、1つにまとめて収納するようにしましょう。1つのケースにまとめることで、スッキリして見え、ビデオテープの管理もしやすくなります。

収納ケースを選ぶときは防湿機能のついたモノがおすすめで、湿気の多い押入れでも、カビの心配が入りません。手ごろなケースがないときは、ビニール袋に防カビ剤を入れて、しっかり密閉して収納しておきましょう。


4-2.棚に並べて収納

ビデオテープを積んで収納するよりも、棚に立てて並べて収納することで、スッキリと見せることができます。収納するときのポイントは、必ず立てて収納すること。

立てて収納することで、たるみや歪みなどのテープの変形を防ぐことができるのです。さらに1つずつカセットケースに入れることで、ほこりから守りながら、ビデオテープに統一感を持たせ、スッキリと見せる効果が期待できます。


5.片付かないビデオテープに対する最終手段

 

ビデオテープがかさばる理由は、テープの大きさと量が原因です。大きさを変えることはもちろんできませんが、量を減らすことはできます。

家で保管しているビデオテープが本当に必要な映像か見極めて厳選し、不要な映像を捨ててしまいましょう。ビデオテープを捨てるとき基本的には、燃えるゴミに分別されますが、地方自治体によって異なる場合があるため、市のHPを確認してください。


5-1.不要な映像は処分する

ビデオテープをスッキリさせるには、断捨離が効果的です。ビデオテープのラベルを確認しながら、家族の思い出の映像なのか、テレビ番組や映画の録画で仕分けしていきましょう。

テレビで放送されたドラマや映画はDVDBlu-rayで販売されている可能性が高く、レンタルショップで借りられるため、捨ててしまっても構いません。

ただし、あまり人気がない作品やドラマ撮影のNGシーンなどの特別番組は、映像作品として残されていない場合が多いため、慎重に判断してください。


5-2.映像だけ残してビデオテープとはスッキリさよなら

ビデオテープはかさばりますが、デジタル化や収納方法でスッキリさせることができます。テレビ番組の録画や話題になった映画は、レンタルショップやネット配信で見ることができるため、思い切って捨てる勇気も大切です。

思い出のビデオテープがたくさんある場合は、ダビング業者の利用を検討し、家のなかをスッキリさせましょう。


まとめ

ビデオテープを再生しようとしても「画面に映らない」「映像や音声に乱れがある」。映像が見られない原因は、ビデオテープに問題があるように思いますが、実はビデオデッキの問題かもしれません。ビデオテープが再生できない場合は、症状を見極め、適切な対処をする必要があります。

 


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