「部屋に物が溢れているけどどうしても片付ける気が起きない」
「片付けられない性格を克服したい」
「片付けなくては」
と分かっていてもなかなか一歩を踏み出すことができず、上記のような悩みを抱えている人はかなり多いと思います。 では片付けられない人はなぜ片付けられないのでしょうか?
今回は片付けができない理由や片付けができるようになるような改善策などをご紹介していきます。
目次
1.片付けられない理由とは?
1-1.性格的な理由
1-2.多忙により時間がない
1-3.精神疾患や障害などの理由
1-4.ストレス
2.片付けられない性格を克服するための方法とは?
2-1.少しずつ片付ける
2-2.まずは行動する
2-3.自分にご褒美をあげる
2-4.片付け中はスマホやテレビなどをシャットアウト
2-5.ストレスの根源を断つ
まとめ
1.片付けられない理由とは?
なかなか片付けを行うことができず、部屋が常に散らかっているという方は多いことでしょう。 片付けられない人にはそれなりの理由があります。 この章では片付けられない理由について詳しくみていきましょう。
1-1.性格的な理由
片付けができない理由で最も大きい理由は性格的な問題でしょう。 片付けが苦手な人は普段から何かと物事を先延ばしにしたり、一気にまとめて済ませようとすることも多いです。 また我慢ができない性格の人も多いので、すぐに衝動買いしてしまって、物が増えてしまいます。
このような性格的な問題は育った環境や、現在の環境などが深く関係していますので、闇雲に直そうとしても難しいでしょう。 毎日少しづつ改善を図っていくのが1番の近道です。
1-2.多忙により時間がない
仕事などで忙しくてなかなか片付ける時間がないという理由も挙げられます。 以前は家庭を守る主婦が家の片付けをするというのが一般的でしたが、女性の社会進出が普及し、共働きの家庭もかなり多くなってきました。
そのため日中家に誰もおらず、仕事か帰ってきても疲れてしまい片付ける世間の人が抱える片付けができない理由とは?対処法なども紹介!とができなくなってしまうのです。
1-3.精神疾患や障害などの理由
片付けができない理由としては、性格などではなく精神疾患や脳の障害など先天的な理由も考えられます。
脳の障害としてはADHDが有名ですが、ADHDの患者は一箇所に止まることが苦手で、注意力が散漫であるという傾向があります。 そのためADHD患者の部屋は散らかっており、なかなか片付けることができません。 精神疾患や脳の障害の場合、性格的なものとは違い、片付けたいという考えはあるのですが、それを行動に移すことができません。
またこのADHDは幼少期に発覚しない場合もあり、大人になってから発症することも少なくないそうです。
1-4.ストレス
片付けをできるかできないかはその時の精神状況にも大きく関係してきます。
部屋は心の状態を表すとも言われており、汚い部屋に住んでいる人は精神状態が乱れていると考えるのです。 仕事などでストレスを抱えている人は活動力も落ち、何に対しても意欲が湧かないといった症状が現れます。
その結果片付けようとも思わなくなるので、必然的に部屋が散らかっていくのです。 また主婦が今まで毎日家の片付けを行っていたけど、家族が家事に協力してくれないストレスから片付けを一切しなくなるというパターンもあります。
2.片付けられない性格を克服するための方法とは?

ここまで片付けができない理由について解説してきました。
多くの場合少し意識や環境を変えれば片付けができない性格を克服できます。 そんな片付けができない理由を克服する方法についてまとめていきます。 一つだけ行うのではなく、他の方法と併せて行うのがオススメです。
2-1.少しずつ片付ける
片付けられない性格を克服するための第一歩として少しづつ片付けるということを意識してみましょう。
片付けができない人の特徴として物事を先延ばしにして、後で一気に済ませようと考えるというものがあります。 そのためいざ片付けようと思っても、溜まりに溜まった膨大な量のタスクの前に挫折してしまうのです。 そのためまずは溜め込まないように意識して、毎日少しづつ片付けるという習慣をつけましょう。
今日はテーブルの上を整理する、今日は台所を片付けるといったように少しづつタスクを小分けにすることによってなるべく後回しにしないようにするのです。
2-2.まずは行動する
余計なことを考えず、思い立ったらすぐに行動するというのも片付けができない人の改善策としては効果的です。
片付けができない人は、片付けるかどうか考えている時に何かと理由をつけてサボってしまいます。 悩む時間があると片付けない言い訳を考えてしまうので、その考える暇がないようにすぐに行動すれば良いのです。
いざ初めてしまうと作業にのめり込み、気づいた時には綺麗な部屋と達成感があるので思い立ったらすぐに行動しましょう。
2-3.自分にご褒美をあげる
片付けをする気が起きないというのであれば、自分でモチベーションをあげるためにご褒美をあげればいいのです。
片付けが終わったら欲しい物を買う、お酒を飲む、遊びに行くといったように、小さな成功体験を積み重ねていくことが重要です。 そのようなことを続けていれば自然と片付けをするのが日課になっているでしょう。
日々の片付けが習慣かしてきたら、週・月単位で部屋を綺麗に維持したらご褒美をあげるといったように、どんどん大きい目標を立てるのがオススメです。
2-4.片付け中はスマホやテレビなどをシャットアウト
いざ思い立って片付けを始めてもテレビやスマホが気になって作業に集中できず、結局中途半端に片付けを終わらせてしまった経験がある方も多いでしょう。
そのような人は片付けが始まったらテレビやスマホの電源を切って、誘惑をシャットアウトしてしまうのがオススメです。
誘惑を断つことに成功したら後は片付けに没頭しましょう。 そうすれば気づけば部屋が綺麗になっているはずです。
2-5.ストレスの根源を断つ
先ほど片付けができない理由の章でストレスも理由になり得るというように解説しました。
ストレスが溜まっている状態だと片付けだけでなく、何もやる気が起きないという状態になってしまうので、部屋も荒れていきます。 そのような状態になってしまわないように普段からストレスを溜め込まないように注意することが大切です。
趣味などリフレッシュの機会を作って、精神衛生を良くするように心がけましょう。