ダビング業者によって値段が違う理由

ダビング業者によって値段が違う理由

 まずダビング業者によって値段が違う主な理由は、サービスの違いです。ただ、安価な値段の業者が悪いわけではありません。

また高い値段の業者でも、満足のいく結果にならず、違うダビング業者にすればよかったと、後から後悔する人がたくさんいます。

ダビング業者を選ぶときには、値段の違い以外にも目を向けて、検討していく必要があります。


目次
1.なぜダビング業者によって値段が違うのか
2.ダビング業者の値段の主な違い
∟2-1.ダビング業者の値段の違い①サービス
∟2-2.ダビング業者の値段の違い②DVDの品質
3.ダビング業者のよくあるトラブル
∟3-1.低画質な映像でダビングされた
∟3-2.費用がどんどん高くなった
∟3-3.予定よりも納期が遅い
4.ダビング業者を選ぶときのポイント
∟4-1.サービス内容を細かくチェック
∟4-2.依頼するテープが対応しているか確認
まとめ


1.なぜダビング業者によって値段が違うのか

ダビングサービスの値段は業者によってさまざまで、業者間では値段が3倍以上になっていることもあります。

対応しているビデオテープやダビングを依頼する本数で値段が変わることもあり、どの業者を選べばよいのか迷ってしまいます。

値段が高い=良いサービスではなく「このダビング業者は値段が高いから安心できる」とは限りません。安くても高品質なサービスを提供している業者もいれば、高い値段でも品質があまり変わらない業者の場合もあります。

A社は高品質で、B社は低品質を提供しているとは一概にいうことはできないため。サービス内容をしっかりと把握し、業者間の比較が必要です。


2.ダビング業者の値段の主な違い

同じダビング業者でも値段に違いがでる理由は、サービス内容やDVDの品質が異なるからです。当然ですが、サービス内容が充実しており、高品質なDVDを使用している業者は、値段は高くなります。

しかし、同じサービスや品質でも、業者の技術力によっても値段が異なることもあり、専門業者は値段が低く、低コストでダビングできます。


2-1.ダビング業者の値段の違い①サービス

ビデオテープをただダビングするだけでなく、切れたテープの修復やカビの除去、チャプターの挿入など、業者によってサービス内容が異なります。

テープクリーニングなどのサービスが、あらかじめ含まれている業者と、オプションとして追加する業者では、参考価格に違いがあらわれます。

またDVDも表紙付きのケースに入れられているか、簡易ケースのみなのかによって価格に差が生じます。

自宅にあるテープに異常がなく、ダビングのみで無駄なサービスが必要ない場合は、安価な業者に依頼したほうがコストを抑えることができるでしょう。


2-2.ダビング業者の値段の違い②DVDの品質

ダビングに使用するDVDの品質の違いも、値段に差がでる理由の1つです。品質のよいDVDはキズや汚れに強く、耐久力が優れていますが、品質の悪いDVDは耐久性があまり期待できません。

耐久性が低いと、キズや汚れでエラーを起こしやすく、最悪の場合、数年ほどで再生できなくなるおそれがあります。「DVDをよく落としてしまう」「雑に扱うことが多い」人は、耐久性の優れた、DVDへダビングをしてくれる業者を選ぶようにしましょう。


デジタル化
 

3.ダビング業者のよくあるトラブル

ダビングを業者に依頼したものの、満足のいくサービスを受けられず、不満を抱くケースも少なくありません。

画質に満足がいかない、知らないうちに追加費用が発生し、料金が高くなるなど、さまざまなトラブルが考えられます。


3-1.低画質な映像でダビングされた

「ダビングされた映像を見てみると、思ったよりも画質が悪かった」「ビデオデッキの映像を録画しただけで、自宅でもできるようなダビングだった」。

ビデオテープに記録されている画質以上に、画質をあげてダビングすることはできませんが、ダビング方法によって画質が下がることはあります。画質が下がらないか不安があるときは、ダビングのやり直しなど、画質保証がある業者に依頼しましょう。またデジタル化しても基本的にはビデオデッキで流れる画質程度となることも予め理解した上で依頼してください。


3-2.費用がどんどん高くなった

「インターネットや広告のチラシで書かれていた金額よりも、高い料金を請求された」「オプションを追加したら金額が跳ね上がった」。

ダビング業者によって料金体制が違い、ダビングのみの金額を参考価格として表示している業者もいれば、修理や編集などのサービス含めた金額を記載している業者もあります。

参考価格のほかにも追加費用が掛からないか確認することで、予想よりも値段が高くなることはありません。


3-3.予定よりも納期が遅い

「納期は30日と聞いていたのに、納期が過ぎても連絡がない」「結婚式までにできあがる予定が、1週間前になっても納品されない」。

納期予定から1週間過ぎた場合は、ダビング業者に進行具合や納期はいつごろになりそうか、問いあわせしてみましょう。テープに問題が見つかり修理をしている、ダビングは完了しDVDを発送中など、回答が返ってきます。

ただ営業日と記載がされている場合、基本的に土日祝は営業日に含まれないので、30営業日の場合、約1.5カ月はかかるとみてください。


4.ダビング業者を選ぶときのポイント

ダビング業者を選ぶときは、あなたが思う、理想的な条件に一致する業者へお願いしましょう。条件をおおまかに決めておくと、数多くある業者を絞り込むことができ、比較もかんたんです。

理想の条件がわからないときは、下記の質問に参考にして考えてみてください。

【理想条件を見つけるための質問】

  • ・どれくらいの期間で納品してもらいたいか
  • ・依頼するテープの量は何本程度になりそうか
  • ・高画質がよいのか多少の低画質は我慢できるか
  • ・ビデオテープに、カビや切れなど問題がないか
  • ・ダビング予算はいくらぐらいか

4-1.サービス内容を細かくチェック

ダビング業者に依頼するときは、業者ごとにサービス内容を細かく確認し、比較しましょう。

【比較項目】

  • ・納期までにかかる時間
  • ・基本料金/追加料金
  • ・送料の有無
  • ・保証の有無
  • ・カビ取りやテープ切れにも対応しているか
  • ・オプションがあるか(チャプター、ラベル印刷)

金額や保証など、1つの条件にこだわると納期やオプションなどの、他のサービスを見落としてしまいます。サービス内容を細かく、総合的に比較することが大切です。


4-2.依頼するテープが対応しているか確認

ビデオテープと言っても、種類はたくさんあります。

【ビデオテープの種類】

  • VHS/S-VHS
  • VHS-C
  • 8mmビデオ
  • Hi8
  • Digital8
  • MiniDV
  • 16mm
  • 8mmフィルム
  • ・海外仕様のビデオテープ

ダビング業者によって取り扱うビデオテープに違いがあり、同じVHSでも日本試用か海外仕様でダビングできないことがあります。

ビデオテープによって値段が変わることもあるため、依頼するテープは対応しているか確認しておきましょう。


まとめ

ダビング業者の値段の差は、品質ではなく提供しているサービス内容の違いがもっとも大きな理由です。

A社では受けられるサービスもB社では受けられないこともあるため、サービス内容を細かくチェックしましょう。

また、ダビングに使用するDVDでも価格が変化するため、「DVDをよく落としてしまう」「雑に扱ってしまう」場合は、品質の良いDVDを使用している業者に依頼することも検討してください。


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