ビデオテープのデジタル化を依頼するときに必要なことを知っておこう!

ビデオテープのデジタル化を依頼するときに必要なことを知っておこう!

昔使っていた多くのビデオテープが家の中に保管してあるので、ダビングを依頼したいけれどどうすれば良いか分からないという方は意外と多いです。ビデオテープをデジタル化し、DVDへダビングすることで、大切な思い出を良い状態で保管できますし、必要な保管場所も少なくなるのでメリットが大きいです。そこで、ダビングを業者に依頼するメリット、ダビングを依頼するときに必要なことについてご説明します。参考にしてみてください。


目次

1.ダビングを業者に依頼するメリット
1-1.古いビデオテープでもダビング可能
1-2.業者に依頼すると手間と時間がかからない
1-3.ビデオテープの修復も可能
2.ダビングを依頼するときに必要なこと
2-1.ダビングしたい媒体を整理しておく
2-2.郵送でのダビングが依頼できるか確認する
2-3.盤面のデザインを考えておく
3.DVDへダビング後でもメンテナンスは注意
3-1.DVDの構造と性質
3-2.定期的にDVDの状態確認、ダビングし直しが必要
3-3.ドライブのメンテナンスも重要
まとめ


1.ダビングを業者に依頼するメリット

自分でDVDをダビングしたいという方もいますが、ダビングを業者に依頼するメリットは多数あります。修復不可能と思っていたビデオテープの修復もできる可能性があります。ダビングを業者に依頼するメリットについてご説明します。


1-1.古いビデオテープでもダビング可能

古いビデオテープに関しては、機器が絶版となっていて自分ではダビングできないというケースが多いです。機器がないと再生できないですし、ビデオテープは経年劣化しやすいため、そのまま放置していると大切な思い出を失う可能性があります。

業者に依頼すれば、古いビデオテープでもダビング可能ですし、DVDにダビングすることで、保管もしやすくなります。


1-2.業者に依頼すると手間と時間がかからない

ビデオテープを再生する機器が自宅にあったとしても、映像の録画時間と同じ時間がダビングするのにかかります。子どもの小さい頃の動画はたくさんあるという方は、全てをダビングしようとすると、手間と時間が非常にかかります。業者に依頼することで、楽にDVDへダビングすることができます


1-3.ビデオテープの修復も可能

ビデオテープは劣化しやすいため、長期間放置していると、カセットが変形したり、テープがたるんだりします。最悪の場合、テープが切れる可能性もあります。ビデオテープが破損している場合それだけでDVDへのダビングを諦める方もいますが、状況によっては修復できるケースがあります。

破損状態がひどくなると、修復困難になるため、早めに業者に依頼することがおすすめです。破損したビデオテープを無理に再生しようとすると、ビデオデッキが壊れる原因にもなるので注意が必要です。


デジタル化

2.ダビングを依頼するときに必要なこと

ダビングを業者に依頼するためには、面倒な準備は不要ですが、あらかじめ準備しておくとスムーズなケースがあります。また、ダビング完了後も気をつけるべきポイントがあります。ダビングを依頼するときに知っておいた方が良いことについてご説明します。


2-1.ダビングしたい媒体を整理しておく

業者にダビングを依頼する場合、まとめて依頼した方がお得になるケースがあります。保存データを整理し、ダビングが必要か不要か、何本ダビングを依頼するかなど、あらかじめ整理しておくことで、ダビング依頼がしやすくなります。

また、きちんと整理をしておくことで、DVDへのダビング後の整理もしやすくなります。


2-2.郵送でのダビングが依頼できるか確認する

ビデオテープをDVDにダビングしたいけれど、お店になかなか行くことができないという方もいます。そのままの状態で放置していると、ビデオテープが劣化し、正常にダビングできなくなる可能性があります。お店に出向く時間がない場合は、郵送でのダビングサービスを依頼できるか確認するのがおすすめです。

その際は送料が自己負担となる可能性があるので、送料についてもあらかじめ確認する必要があります。

郵送の場合、お見積りをすることは可能ですが、現物が届いてからカビや破損などが発覚し、修復に追加料金がかかる可能性があります。料金は業者によって異なるので、確認が必要です。


2-3.盤面のデザインを考えておく

DVDにはデザインを印刷することができます。必須ではないですが、デザインの印刷サービスを行ってる業者もあるので、あらかじめ盤面のデザインを考えておくとスムーズです。

特に子どもの結婚式のときにプレゼントするDVD、大切な思い出を記録しているDVDはかわいいデザインのものにするとより大切な宝物になります。また、DVDのケースも様々な選択肢があることもあるので、あらかじめ確認しておくのがおすすめです。

オリジナルのデザインにする場合は、希望するデザインのデータを準備しておく必要があります。対応可能かは業者によって異なるので、確認が必要です。


3.DVDへダビング後でもメンテナンスは注意

3-1.DVDの構造と性質

DVDも保存状態によっては劣化する可能性があるので注意が必要です。

DVDの表面には細かい溝があり、レーザー光を利用してデータを記録したり再生したりしています。

DVDの構造としては厚さ0.6mm程度の非常に薄い円盤が2枚重なった形になっています。ビデオテープと比較して劣化しにくいですが、表面に傷がついたり汚れたりすると、正常にDVDを再生できなくなる可能性があります。DVDは表面がむき出しになっているので、傷がつかないよう保存する際の工夫が必要です。

DVDに傷がついて映像が飛んでしまったという経験のある人もいます。それほど傷が深くなければ、修復することが可能です。DVDへのダビングは依頼して終了というわけではなく、傷がついたときの早めの修復依頼も大切です。


3-2.定期的にDVDの状態確認、ダビングし直しが必要

DVDは保存期間が長く、半永久的に保存できるものもありますが、絶対ではありません。傷ついたり汚れたりした場合、データが再生できなくなる可能性があります。そこでおすすめなのが、10年に1回など期間を決めて、DVDのダビングをし直すことです。

以前はビデオテープしかなかったのですが、現在ではDVDの使用が当たり前になっています。これから数十年後新しい媒体が出ているかもしれないですが、定期的にメンテナンスするという意識は必要です。


3-3.ドライブのメンテナンスも重要

ビデオテープをDVDにダビングすることで、大切な思い出を保管することはできますが、ドライブがなければ再生することができません。せっかくDVDにダビングしたけれど、ドライブが不調で再生できないという方もいます。

久しぶりにDVDプレイヤーの電源を入れると、変な音が聞こえるだけで映像を再生できないというケースがあります。DVDプレイヤーの不調の原因で最も多いのは、ピックアップレンズの汚れです。DVDのダビングを依頼する際は、ピックアップレンズをクリーニングするなどして、メンテナンスしておくことが大切です。


まとめ

ダビングを業者に依頼することで、思い出を半永久的に残すことができるようになります。大切な動画をビデオテープに録画している方は、DVDへダビングするのがおすすめです。

 既にビデオテープは劣化しているでしょう。完全に見られなくなる前に一刻も早くDVDへのデジタル化を検討してください。


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