ビデオテープを「自分でダビングする」「業者にダビングを依頼」のはどっちがお得?

ビデオテープを「自分でダビングする」「業者にダビングを依頼」のはどっちがお得?

自宅に溜まったビデオテープをダビングするには「自分でやる」か「業者に依頼する」という2通りの選択肢があります。

どちらにもそれぞれメリット・デメリットはありますが「最終的にどちらがお得なの?」というのは気になりますよね。

コストや手間、リスクなどさまざまな比較項目を総合した上でどっちがお得なのか調査していきましょう。


目次

 1.ビデオテープのダビング「自分でやる」と「業者に依頼」を【コスト】で比較
1-1.自分でダビングする場合
1-2.業者にダビングを依頼する場合
2.ビデオテープのダビング「自分でやる」「業者に依頼」を【手間】で比較
2-1.自分でダビングする手間
2-2.業者にダビングを依頼する手間
3.ビデオテープのダビング「自分でやる」「業者に依頼」を【リスク】で比較
3-1.自分でダビングするリスク
3-2.業者にダビングを依頼するリスク
まとめ


1.ビデオテープのダビング「自分でやる」と「業者に依頼」を【コスト】で比較

 

最初に気になるのはなんと言っても「コスト」ですよね。

ダビングを行うのにどれぐらいの費用がかかるのか気になるはずです。

多くの方は「どちらの方法でダビングしてもいいけど、できれば安く済む方がいい」と考えているのではないでしょうか。

ここではまずビデオのダビングにかかる費用をそれぞれ比較していきます。


 1-1.自分でダビングする場合

ビデオテープのダビングを自分でする場合、かかる費用は主に「ダビングに必要な機器代」が中心となります。

自分でするのでダビングの手間賃は一切かかりません。

ここで重要なのは「現時点でダビング機器をどれぐらい保有しているか」になります。

例えば、ダビングに必要なビデオデッキを所有しているのであれば、後はデジタル化に必要な「ビデオキャプチャー」と保存する媒体の「DVD-R」や「USB」などを購入するだけでダビングができます。

しかし、再生可能なビデオデッキがない場合には、ダビングをするために購入かレンタルしなければなりません。

このように手元にある機器によってかかる費用が全く異なってきます。

主な費用としては下記のようになるでしょう。

  1. ・ビデオデッキ(レンタル):1回5,000-10,000円程度
  2. ・ビデオデッキ(レンタル):30,000円~
  3. ・ビデオキャプチャー:3,000円〜5,000円
  4. ・記録媒体(DVD-Rなど):1,000円程度

ダビングの本数にもよりますが、何もない状態からダビングをしようと思ったら最低10,000円程度のコストがかかります。

しかし、次回以降のダビングではビデオデッキをレンタルするだけで済むので5,000円程度に抑えられます。


1-2.業者にダビングを依頼する場合

業者に依頼する場合、かかる費用の中心は業者に支払う「ダビング費用」です。

多くの場合1本あたりのダビング料が業者によって設定されており、依頼するたびに支払う必要があります。

業者によって料金はさまざまですが、例えばある業者の場合、料金はこのようになっています。

  • ・1〜5本:1本あたり1,200円
  • ・6〜10本:1本あたり1,000円

ダビング本数が多いほど1本あたりの料金が安くなります。

例えば、5本分のダビングを依頼する場合、5本×1,200円=6,000円かかります。

自分でダビングをする場合、ビデオデッキのレンタル代が5,000円程度であることを考えると、5本以内のダビングであれば業者に依頼した方がコスト的にお得といえるでしょう。

ダビング本数が多くなると後述する手間との兼ね合いにもなりますが、コスト面で言えば「本数が少ないほど業者の方がお得」「本数が多いなら自分でやる方がお得」となります。

ダビングの価格は業者によって大きく変わり、1本500円程度でダビングできる業者もありますので、できる限り費用を抑えたいという方は、色々さがしてみてください。


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2.ビデオテープのダビング「自分でやる」「業者に依頼」を【手間】で比較

 

続いてビデオテープをダビングする上での「手間」を基準に両者を比較していきます。


2-1.自分でダビングする手間

自分でダビングをする場合「かなりの手間」がかかってしまいます。

機器の用意はもちろんですが、ダビングは基本的にビデオの再生時間と同じだけの時間もかかるので、本数が多くなると休日がまるまる潰れる可能性さえあります。

数本であればそこまで時間もかかりませんが、ちゃんとダビングできているかを常に確認しておく必要もありますし、手間を考えると自分でやるのはかなり大変です。

ビデオテープは3倍録画などがありましたので、1本で約6時間入っている場合もありますが、デッキに入れてみないと録画時間が確認できないので、かかる時間の目安もわからないことも手間といえるでしょう。


2-2.業者にダビングを依頼する手間

自分でやるのに比べて業者に依頼するのは「かなり楽」といえるでしょう。

業者に依頼する場合、ネットから申し込みを行って、ビデオテープを発送すれば、後はダビングされるのを待つだけで済みます。

テープの本数によってダビング期間もかかってしまいますが、全てお任せでできるので手間はほとんどかかりません。

ダビングが完了したら送付されるテープを受け取ってダビング完了です。

手間と言えば発送するぐらいですので、「手間」に関しては業者に依頼する方が圧倒的に楽といえるでしょう。


3.ビデオテープのダビング「自分でやる」「業者に依頼」を【リスク】で比較

 

ビデオテープをダビングする際のリスクというのは「ビデオテープの劣化によってダビングが正常にできない」といった場合を指します。

ビデオテープは時間の経過によって劣化するものなので、ご自宅にあるテープがかなり古いものである可能性もあります。

そういったビデオテープをダビングする場合の「リスク」という観点で両者を比較していきましょう。


3-1.自分でダビングするリスク

自分でダビングをやる場合、ビデオテープの劣化によるリスクについても自分で対応しなければなりません。

劣化によって再生ができないとダビングもできませんし、ビデオデッキの故障に繋がる可能性も考えられます。

良い状態で保管されて問題なく再生できるビデオテープなら問題ないと思いますが、かなり古いテープをダビングする場合、注意しなければなりません。


3-2.業者にダビングを依頼するリスク

ダビング業者に依頼する場合、劣化したビデオテープでも請け負ってくれます。

業者によって異なりますが、劣化したビデオテープについて「テープが切れていた」「カビが生えていた」などの状態が確認された場合、追加料金を支払った上でビデオテープの修復を行ってくれる場合があります。※修復できない場合は、ダビングされず返送されます

古いテープでもプロに任せて安全にダビングしてくれるため、リスクはかなり低いといえるでしょう。


まとめ

ここまでビデオテープのダビングについて、「自分でダビングする」「業者にダビングを依頼する」という2つの方法を「コスト」「手間」「リスク」の3点から比較していきました。

どちらの方法にもメリット・デメリットが当然あるので、一概に「絶対にこっちがおすすめ!」とはいえませんが、「こんな人はこっちがおすすめ!」といった結論は出せます。

以下の基準を参考にどちらを選ぶかを決めてみてください。

  • ・再生可能なビデオデッキを持っている人→自分でやる方がお得
  • ・ダビング本数が少ない人→業者に依頼した方がお得
  • ・ダビングする時間がない人→業者に依頼した方がお得
  • ・ダビングするテープがかなり古い→業者に依頼した方がお得

このように多くの場合で業者に依頼した方がお得と言えるでしょう。

自分でダビングをする場合は「ビデオデッキの有無」を基準に決めてみてください。

ビデオテープの2つのダビング方法について比較していきました。

両者の特徴をしっかり把握して、自分に合った方法を選んでみてください。

また、ダビング業者にも料金やサービス内容などさまざまな違いがあるので、業者に依頼する場合は複数の業者を比較してみるといいでしょう。


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